稼働している省力化機械が止まってしまった!
という場合、どのように対処すればよいかというお話です。
導入してしばらくは、機械の設置した業者さんの調整で動いているのですが、機械は動くと、繰り返し作業の中で、ボルトが緩んだり、設定位置よりすこしズレてきたりと、微調整が必要になります。
しかし、多くの場合、機械のメンテナンスの作業は一般の人には難しい作業となってしまいます。
メンテナンスを誤ってしまうと、生産設備が止まってしまうような破損事故もあるため、慎重な作業が求められます。
今回は省力化機械を導入している生産現場が、機械が壊れる前に知っておきたい豆知識をご紹介します。
正しくボルトを締める
ボルトはレンチで締めるということは一般的に知られていますが、レンチをボルトに直角にあてるという事までは認識している人は少ない状況です。力任せにボルトを締めると、ボルトの頭が壊れてしまうことがあるため、慎重に締める必要があります。また締める力も力任せに締めるのではなく、ボルトのサイズにより加える力が決まっていますので、正しいトルクで締める必要があります。
消耗品のストックを置く
ベルトコンベアのベルトや、摩耗する部品は、生産時間の経過により劣化し、破損したり、正常な動作をしなくなる場合があります。部品は取り寄せるまでに時間が掛かりますので、予め消耗部品のストックを用意しておくべきです。
思いもよらない部品が壊れていまった場合
ストックを常備するという備えをしていても、中には想定外の部品が壊れてしまう事もあります。部品が壊れてしまっては生産ラインが稼働しないので、取り寄せや、部品製作の仕上がりまでのタイムロスを可能な限り少なくしたいものです。
当社では短納期で部品を加工するサービスを行っておりますのでお気軽にご相談ください。