『新しいシステムを導入したのに、かえって経営が悪化した』
以前、そうお嘆きの工場長がいらっしゃいました。
最新のシステムを導入すれば、作業効率や生産性が飛躍的に上がり、利益も倍増・・・とお考えになっていたようです。
確かにシステムを変えることにより、作業や工程の問題点を大きく改善できるケースがございます。
どういうことなのか気になったので、詳しくお話を伺ってみました。
すると、経営が悪化してしまったその原因が見えてきました。
工場長は、作業工程のつながりや流れを全く考慮しておられなかったのです。
簡単に言えば、工程の流れを無視してシステムだけを新しくされた、というわけです。
これでは、利益増加どころか利益減少になるのもうなずけます。
モノ作りは、あらゆる複雑な工程を要します。
忘れてはいけないのは、工程間には流れが存在するということです。
システムは決まった作業を素早く処理するのに向いています。
しかし、他の作業との連携が生じたり、部品によって小さな変更が必要となるといったイレギュラーな対応には向いていないため、使いどころをしっかり見極めればかえって不利益が発生してしまうのです。
システムを活かす流れをつくることが大切なのです。
当社フェックでは、全体の作業工程を見極めた上で、システムの導入や省力化機械のお手伝いをさせていただいております。
どんな些細な質問にも対応いたします。
御自身で判断される前に、ぜひ機械のプロにお任せください。