工場の生産設備を省力化するにあたり、どこから手を付けて良いか分からないという相談をいただくことがあります。
今回は工場を省力化する際に、失敗しないための順序の決め方をご紹介します。
省力化のメリットを見直す
工場の生産設備を省力化するということは、省力化するメリットがあるという事ですが、メリットを生かすことが出来る箇所を省力化するという事になるのですが、まずは省力化のメリットを見直す意味で、省力化の効果ピックアップしてみます。
- 生産コストが下がる
- 生産時間が短縮できる
- 品質が向上する
- 作業員の安全性が上がる
上記のメリットの中で一番優先するべき項目は、作業員の安全性が上がるという事です。
はじめに危険な仕事を省力化する
従業員が危険な作業をしている場合、早急に省力化する必要があります。
生産現場は時間に追われています。急いで作業する工程の中に危険な作業があれば、大切な従業員にけがをさせてしまう事になりかねません。
省力化する最優先箇所は、危険な作業の工程です。
二番目に省力化する箇所は品質に関わる場所
省力化した場合、生産する製品の品質のばらつきが少なくなります。
ですから、品質が向上します
品質が向上することは生産現場において非常にメリットのあることです。
最後に生産時間を短縮する為の省力化
作業員の安全を確保し、生産品質を高く維持することが出来れば、あとはリードタイムの短縮です。
1秒短縮するだけで、生産個数が大幅に変わる世界です。
生産時間の短縮は、機械設備設計の腕の見せ所です。
工場の省力化で失敗しないために
大阪のフェックでは工場の省力化を設計から機械装置の製作まで一括でお任せいただけます。
打ち合わせの段階で、当社の豊富な経験から様々なアドバイスができますので、これから省力化をご検討の場合はお気軽にお問合せください。