省力機械製造時の接合法について

省力機械や省力装置、産業用設備は、組立時に様々な部品同士の接合が行われます。

ボルト・ナット・リベット・ネジなどで締ることで部品同士を接合させる機械的接合や、溶接やはんだ付け、ろう付けなど部品の材料となる金属の性質を活かした冶金的接合、色々な接着剤を用いての接合などがあり、それぞれ用途や部品の材質、使用される場所などを考慮して接合法を決めていきます。

たとえば、冶金的接合は、気密性に優れ、自由度の高い固定が容易ですが、ひずみなどが出やすく、精度の維持が困難、解体がしにくく破損した場合に部品の取り換えが困難です。

そして、接着剤による接合は、異素材の接合が可能であり、外観を損わず、気密性にも優れていますが、乾くまでに時間がかかったり、耐熱性や耐久性に限界がございます。

各接合方法にはメリット・デメリットがございますので、機械製作時には豊富な知識と経験が必要となります。

当社フェックでは、1970年の創業以来、大規模な省力化機械の設計・製作・据え付けから、小さな機械の改造工事まで豊富な実績がございます。
豊富な経験と実績で、ご予算に合わせた最適な省力化を提案ができますので、機械製作や機械加工でお困り事がございましたらお気軽にご相談ください。